ネットワーク工程表のクリティカルパス
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年11月24日(日)実施) No.39の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示すネットワーク工程表において,クリティカルパスの日数(所要工期)に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
ただし,◯内の数字はイベント番号,アルファベットは作業名,日数は所要日数を示す。

解答欄
正解
正解:5.作業Hの作業が3日遅れると,所要工期に影響を与える。
解き方
- 5.が不適当である。最早開始時刻は ①0,②2,③2,④max(3, 2+3)=5,⑤max(2+2, 5+2)=7,⑥10,⑦4,⑧max(10+2, 5+3, 4)=12,⑨max(12+3, 4+2)=15 で,所要工期は 15 日,クリティカルパスは C→F→E→G→J→K である。
- 作業 H(④→⑧)は最早で 5 日目に始まり 8 日目に終わるが,⑧の最遅結合点時刻は 12 日なので,余裕(トータルフロート)は 12 − 8 = 4 日ある。3 日遅れても 11 日で 12 日以内に収まり,所要工期に影響しない。
- 作業 B(①→④)の余裕は 5 − 3 = 2 日で,1 日遅れても影響しない。作業 G はクリティカルパス上にあるので 1 日短縮すれば工期は 14 日になる。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。所要工期は 15 日である。
- 2.適当。G はクリティカルパス上の作業で,1 日短縮すると工期が短縮される。
- 3.適当。H はクリティカルパス上にないので,短縮しても工期は短縮されない。
- 4.適当。B の余裕は 2 日あり,1 日遅れても影響しない。
- 5.不適当。H の余裕は 4 日あり,3 日遅れても工期に影響しない。
引っかけ:クリティカルパス上にない作業は余裕日数の範囲の遅れなら工期に影響しない。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年11月24日(日)実施) No.39。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する