地絡方向継電器の動作要素
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年11月24日(日)実施) No.18の問題です。論点は「配電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
高圧配電線路に施設される地絡方向継電器において,地絡電流の方向を判定する要素として,最も適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.零相電圧と零相電流の位相差
解き方
- 4.が適当である。地絡方向継電器(DGR)は,零相変流器(ZCT)で検出した零相電流と,接地形計器用変圧器(EVT)や零相電圧検出装置で検出した零相電圧の位相差から,地絡事故が自回線側か他回線側かを判定する。
- 非接地系統では,他回線の地絡事故でも自回線の対地静電容量を通じて零相電流が流れるので,零相電流の大きさだけでなく零相電圧との位相で方向を判定する必要がある。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。線間電圧・負荷電流は地絡の方向判定に用いない。
- 2.不適当。零相電流は用いるが,基準は線間電圧ではなく零相電圧である。
- 3.不適当。零相電圧は用いるが,負荷電流ではなく零相電流と比較する。
- 4.適当。零相電圧と零相電流の位相差で判定する。
引っかけ:DGR=零相電圧(EVT・ZPD)×零相電流(ZCT)。
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論点ページ:配電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年11月24日(日)実施) No.18。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する