電磁誘導障害の軽減対策
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年11月24日(日)実施) No.16の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線により通信線に発生する電磁誘導障害の軽減対策として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.送電線の中性点の接地抵抗値を小さくする。
解き方
- 4.が不適当である。電磁誘導障害は,地絡事故のときに大きな地絡電流(零相電流)が流れ,並行する通信線に誘導電圧が生じることで起きる。
- 送電線の中性点の接地抵抗値を小さくすると地絡電流が大きくなり,誘導障害は大きくなる。対策としては中性点の接地抵抗を大きくする(高抵抗接地とする)ことなどがある。
- そのほかの対策は,送電線のねん架,故障の高速度遮断,遮へい線の設置,送電線と通信線の離隔の拡大,通信線のケーブル化などである。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。ねん架で各相の電流による誘導を打ち消す。
- 2.適当。高速度遮断で誘導電圧が生じる時間を短くする。
- 3.適当。遮へい線で誘導電圧を低減する。
- 4.不適当。中性点の接地抵抗を小さくすると地絡電流が増え,障害が大きくなる。
引っかけ:電磁誘導障害の大きさは地絡電流に比例する。地絡電流を「小さく」する対策が正しい。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年11月24日(日)実施) No.16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する