多導体方式の特徴
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月9日(日)実施) No.8の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線路において,単導体と比較した多導体の特徴として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.静電容量が減少する。
解き方
- 2.が不適当である。多導体は 1 相の電線を 2 本以上の素導体に分けてスペーサで間隔を保つ方式で,等価的に電線が太くなる。
- そのため線路のインダクタンスは減少し,静電容量は増加する。静電容量が減少するのではない。
- 電線表面の電位の傾きが小さくなるのでコロナ損失・コロナ雑音が減り,インダクタンスの減少で送電容量が増す。一方,電線の数が増えるので風圧荷重や氷雪荷重は大きくなる。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。インダクタンスが減少するので送電容量が増加する。
- 2.不適当。多導体では静電容量は増加する。
- 3.適当。電位の傾きが小さくなり,コロナ損失が減少する。
- 4.適当。受風面積や着氷雪が増え,風圧や氷雪荷重が増加する。
引っかけ:多導体:インダクタンス↓,静電容量↑。この向きを入れ替えた記述が定番のひっかけ。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月9日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する