三相誘導電動機の始動法
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月9日(日)実施) No.10の問題です。論点は「電気機器」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
三相誘導電動機の始動法として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.分相始動法
解き方
- 1.が不適当である。分相始動法は単相誘導電動機の始動法で,補助巻線を用いて回転磁界をつくる方法である。三相誘導電動機には用いない。
- 三相誘導電動機は三相交流で回転磁界ができるので自ら始動できる。始動法は大きな始動電流を抑えるためのもので,全電圧(直入れ)始動,スターデルタ始動,リアクトル始動,始動補償器始動,インバータ始動などがある。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。分相始動法は単相誘導電動機の始動法である。
- 2.適当。小容量の三相かご形誘導電動機は,始動電流が大きくても電源への影響が小さいので全電圧(直入れ)で始動する。
- 3.適当。電源と電動機の間にリアクトルを入れて端子電圧を下げ,始動電流を抑える。
- 4.適当。始動時にスター結線とし,相電圧を 1/√3 にして始動電流を全電圧始動の 1/3 にする。
引っかけ:分相始動・コンデンサ始動・くま取りコイルは単相電動機の始動法(単相だけでは回転磁界ができないため)。三相の始動法は「電圧を下げて始動電流を抑える」方法と覚える。
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論点ページ:電気機器の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月9日(日)実施) No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する