水圧管の水撃作用
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月9日(日)実施) No.5の問題です。論点は「発電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
ダム水路式発電所の水圧管における水撃作用に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.水圧管の長さが短いほど大きくなる。
解き方
- 2.が不適当である。水撃作用は,水車の使用水量を急に変えたとき(入口弁や案内羽根の急閉鎖など)に水圧管内の水の運動エネルギーが圧力に変わり,圧力が急上昇・急下降する現象である。
- 圧力上昇は,水圧管が長いほど,管内の流速が大きいほど,弁の閉鎖時間が短いほど大きくなる。水圧管が短いほど大きくなるのではない。
- 対策として,サージタンクを設けて水圧管の長さを実質的に短くする,弁の閉鎖時間を長くする,制圧機を設けるなどがある。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。急激な圧力上昇で水圧管が破裂することがある。
- 2.不適当。水撃作用による圧力上昇は水圧管が長いほど大きくなる。
- 3.適当。使用水量を急激に変化させたときに発生する。
- 4.適当。弁の閉鎖時間が短いほど圧力上昇は大きくなる。
引っかけ:サージタンクは水圧管を「短くする」働きをして水撃を抑える。長い管ほど水撃は大きい。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.5汽力発電所の熱効率の向上
令和8年度 前期 No.11水圧管の水撃作用
令和7年度 後期 No.5ダムの形式(アーチ式ダム)
令和7年度 後期 No.11火力発電所の大気汚染対策
令和7年度 前期 No.5強制循環ボイラの構成
論点ページ:発電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月9日(日)実施) No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する