電圧計の倍率器の抵抗値
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月9日(日)実施) No.3の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
内部抵抗5 kΩ,最大目盛10 Vの永久磁石可動コイル形電圧計を使用し,最大電圧50 Vまで測定するための倍率器の抵抗値〔kΩ〕として,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.20 kΩ
解き方
- 3.の 20 kΩ が適当である。測定範囲を 10 V から 50 V に広げるので,倍率 m = 50 / 10 = 5 である。
- 倍率器は電圧計に直列に接続し,その抵抗値は R = (m − 1) × r(r:電圧計の内部抵抗)で求める。R = (5 − 1) × 5 kΩ = 20 kΩ となる。
- 検算:最大電圧 50 V のとき,回路の電流は 50 V / (5 + 20) kΩ = 2 mA,電圧計の電圧は 2 mA × 5 kΩ = 10 V で最大目盛に一致する。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。5 kΩ では倍率が 2 になり,最大 20 V までしか測れない。
- 2.不適当。10 kΩ では倍率が 3 になり,最大 30 V までしか測れない。
- 3.適当。R = (5 − 1) × 5 = 20 kΩ である。
- 4.不適当。25 kΩ は内部抵抗に倍率を掛けた値で,合成抵抗(25 kΩ)と倍率器の抵抗を取り違えている。
引っかけ:倍率器の抵抗は (m − 1) r。分流器(電流計に並列)の r / (m − 1) と区別する。
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論点ページ:電気理論の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月9日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する