フェランチ現象
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月9日(日)実施) No.16の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
送配電系統におけるフェランチ現象に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.地中電線路よりも架空電線路の方が発生しやすい。
解き方
- 1.が不適当である。フェランチ現象は,軽負荷時や無負荷時に線路の静電容量による進み電流が流れ,受電端電圧が送電端電圧より高くなる現象である。
- ケーブルを用いる地中電線路は架空電線路より静電容量がはるかに大きいので,地中電線路のほうが発生しやすい。
- 対策として,分路リアクトルを接続して進み電流を打ち消す,軽負荷時に電力用コンデンサを切り離す,などを行う。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。静電容量の大きい地中電線路のほうが発生しやすい。
- 2.適当。深夜などの軽負荷時は遅れの負荷電流が減り,進み電流の影響が大きくなるので発生しやすい。
- 3.適当。線路の静電容量が大きいほど進み電流が大きく,発生しやすい。
- 4.適当。進み電流が線路のインダクタンスを流れて,受電端電圧が送電端電圧より高くなる現象である。
引っかけ:フェランチ現象の原因は静電容量(進み電流)。ケーブル系統・軽負荷で起きやすい。対策は分路リアクトル。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月9日(日)実施) No.16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する