スイッチの開閉で変わらない合成抵抗
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.3の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示す回路において,A-B間の合成抵抗がスイッチSを開閉しても変わらないとき,抵抗Rの値〔Ω〕として,正しいものはどれか。

解答欄
正解
正解:1.2Ω
解き方
- スイッチSを開閉しても合成抵抗が変わらないのは,Sの両端の電位が等しく,Sを閉じても電流が流れない(ブリッジの平衡)ときである。
- ブリッジの平衡条件は向かい合う辺の抵抗の積が等しいことなので,6×R = 4×3 より R = 2Ω。上下の枝で抵抗の比が 6:4 = 3:2 と等しくなり,中間点の電位がそろう。
- このとき合成抵抗は (6+4)×(3+2)/(10+5) = 50/15 ≒ 3.3Ω で,Sを閉じた場合の (6×3/9)+(4×2/6) = 2+1.33 ≒ 3.3Ω と一致する。
選択肢ごとの解説
- 1.正しい。6R = 12 より R = 2Ω。
- 2.誤り。5Ωでは 6×5 = 30 ≠ 12 となりブリッジが平衡しない。
- 3.誤り。7Ωでは 6×7 = 42 ≠ 12 となりブリッジが平衡しない。
- 4.誤り。12Ωは辺の組合せを取り違えた値で,平衡条件に合わない。
引っかけ:「開閉しても変わらない」=ブリッジの平衡=対辺の積が等しい。
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論点ページ:電気理論の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する