抵抗の温度係数
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.1の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
ある金属体の温度が20℃のとき,その抵抗値が10Ωである。この金属体の温度が45℃のときの抵抗値〔Ω〕として,正しいものはどれか。
ただし,抵抗温度係数は0.004℃⁻¹で一定とし,外部の影響は受けないものとする。
解答欄
正解
正解:2.11Ω
解き方
- 金属の抵抗は温度が上がると増える。温度t₁の抵抗R₁,抵抗温度係数α(t₁を基準とした値)のとき,温度t₂の抵抗は R₂ = R₁{1+α(t₂-t₁)} で表される。
- 温度上昇は 45-20 = 25℃ なので,R₂ = 10×{1+0.004×25} = 10×1.1 = 11Ω となる。1℃上がるごとに20℃のときの抵抗の0.4%(0.04Ω)ずつ増えると考えてもよい。
選択肢ごとの解説
- 1.誤り。金属は温度が上がると抵抗が増えるので,10Ωより小さい9Ωにはならない。
- 2.正しい。10×(1+0.004×25) = 11Ω。
- 3.誤り。12Ωは温度上昇を50℃とした値(45℃を温度上昇とみて計算した値に近い)である。
- 4.誤り。13Ωは温度上昇75℃に相当し,条件に合わない。
引っかけ:金属は正の温度係数(温度上昇で抵抗増加)。温度上昇は「差」(45-20)で計算する。半導体・電解液は負の温度係数。
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→令和5年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する