鉄道のカント
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月11日(日)実施) No.36の問題です。論点は「土木」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄道線路のカントに関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.運行速度が同じであれば,曲線半径が大きいほどカントは大きい。
解き方
- カントは,曲線部で外側レールを内側レールより高くする左右レールの高低差で,遠心力による車両の外側への転倒を防ぎ,乗り心地をよくする。
- 曲線を通る車両に働く遠心力は速度の2乗に比例し曲線半径に反比例するので,必要なカントも C ∝ GV²/R(G:軌間,V:速度,R:曲線半径)の関係になる。運行速度が同じなら,曲線半径が大きい(曲がりが緩い)ほどカントは小さくてよい。よって3が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。カントは左右レールの高低差で表す。
- 2.適当。半径が同じなら速度が速いほど遠心力が大きく,カントは大きい。
- 3.不適当。速度が同じなら,曲線半径が大きいほど遠心力が小さく,カントは小さい。
- 4.適当。車両の外方向への転倒を防止するものである。
引っかけ:カント ∝ 速度²/半径。半径が大きい=直線に近い=カントは小さい。
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論点ページ:土木の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月11日(日)実施) No.36。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する