高圧配電系統の機器
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月11日(日)実施) No.19の問題です。論点は「配電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
高圧配電系統の機器等に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.高圧配電線路の短絡保護のため,変電所に過電圧継電器を施設した。
解き方
- 高圧配電線路の短絡保護には,変電所の配電線の引出口に過電流継電器(OCR)を施設し,短絡電流を検出して遮断器を動作させる。過電圧継電器は電圧の上昇を検出するもので,短絡時は電圧が低下するので短絡保護には用いない。よって1が不適当である。
- 地絡保護には零相電圧と零相電流で方向を判定する地絡方向継電器,送り出し電圧の調整には負荷時タップ切換変圧器,事故区間の切離しには配電線の途中の区分開閉器を用いる。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。短絡保護には過電流継電器を用い,過電圧継電器は用いない。
- 2.適当。地絡保護には地絡方向継電器を用いる。
- 3.適当。負荷時タップ切換変圧器で送り出し電圧を調整する。
- 4.適当。区分開閉器で事故区間を切り離し,健全区間に送電する。
引っかけ:短絡=過電流(OCR),地絡=地絡方向(DGR),電圧の上昇=過電圧(OVR)。
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論点ページ:配電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月11日(日)実施) No.19。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する