架空配電線路の施工
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.49の問題です。論点は「送配電設備の施工」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空配電線路の施工に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.高圧配電線の短絡保護のため,過電圧継電器を施設した。
解き方
- 高圧配電線の短絡保護には,短絡による過大な電流を検出する過電流継電器(OCR)を用いる。過電圧継電器(OVR)は電圧の上昇を検出するもので,短絡時は電圧がむしろ低下するので短絡保護には用いない。よって2が不適当である。
- 配電用避雷器は保護する区分開閉器などの機器のできるだけ近くに取り付ける。高圧電線と支持物の絶縁には中実がいし(高圧ピンがいしなど)を使用する。単相3線式では負荷が片寄ると電圧が不平衡になるので,線路の末端にバランサ(単巻変圧器)を取り付けて不平衡を抑える。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。配電用避雷器は保護する機器(区分開閉器など)の近くに取り付け,接地線を短くする。
- 2.不適当。短絡保護には過電流継電器を用い,過電圧継電器は用いない。
- 3.適当。中実がいしで電線と支持物を絶縁する。
- 4.適当。バランサは単相3線式の電圧不平衡を防ぐ。
引っかけ:短絡=過電流継電器,地絡=地絡(方向)継電器,電圧の上昇=過電圧継電器。
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論点ページ:送配電設備の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.49。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する