トロリ線の偏い
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.30の問題です。論点は「電気鉄道」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
電車線路におけるトロリ線の偏いに関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.風圧が一定の場合,トロリ線の張力を大きくすると,偏いは大きくなる。
解き方
- 偏いはレール中心に対するトロリ線の左右の偏りである。直線区間でトロリ線をレール中心の真上に張ると,パンタグラフのすり板の同じ所だけがこすれて溝状に摩耗するので,ジグザグに偏いを付けて摩耗を平均化する。曲線区間ではトロリ線が支持点の間で弦として張られるので,必然的に偏いが生じる。
- 風圧が一定なら,トロリ線の張力が大きいほど線が強く張られて横に押し出されにくく,風による横振れ(偏い)は小さくなる。よって4が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。偏いはレール中心に対するトロリ線の左右の偏りである。
- 2.適当。曲線区間ではトロリ線は支持点間で曲線の弦として張られるので偏いが生じる。
- 3.適当。すり板の局部的な摩耗を防ぐため,ジグザグに偏いを付ける。
- 4.不適当。張力を大きくすると風による横振れが小さくなり,偏いは小さくなる。
引っかけ:張力が大きい=線がピンと張る=揺れにくい。偏いが大きすぎるとパンタグラフから外れる(離線・事故)ので限度がある。
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論点ページ:電気鉄道の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する