Δ結線負荷の線電流
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.3の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示す三相負荷に平衡三相交流電源を接続したときに流れる電流I〔A〕の値として,適当なものはどれか。

解答欄
正解
正解:3.20√3A
解き方
- Δ結線では各相の抵抗に線間電圧200Vがそのまま加わるので,相電流は 200/10 = 20A である。
- Δ結線の線電流は,二つの相電流のベクトル差で,大きさは相電流の√3倍になる。よって I = 20√3 A(約34.6A)である。
- 別解として,Δ結線をY結線に換算すると1相の抵抗は10/3Ω,相電圧は200/√3V となり,I = (200/√3)÷(10/3) = 60/√3 = 20√3 A と同じ値になる。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。20/√3Aは相電流を√3で割った値で,Δ結線では線電流は相電流の√3倍になる。
- 2.不適当。20Aは相電流であり,線電流ではない。
- 3.適当。線電流は相電流20Aの√3倍で20√3Aである。
- 4.不適当。60Aは3つの相電流を単純に足した値で,位相差を考えていない。
引っかけ:Δ結線:線電流=√3×相電流。Y結線:線間電圧=√3×相電圧。Δ→Y換算でインピーダンスは1/3になる。
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論点ページ:電気理論の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する