同期発電機の並行運転の条件
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.5の問題です。論点は「電気機器」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
同期発電機の並行運転を行うための条件として,必要のないものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.定格容量が等しいこと。
解き方
- 同期発電機を並行運転するには,起電力の大きさ・位相・周波数・波形が等しく,三相では相回転(相順)も一致していることが必要である。
- 大きさが違うと無効横流(無効循環電流)が流れ,位相が違うと有効横流(同期化電流)が流れて発電機間で電力をやり取りする。周波数が違うと位相差が刻々と変わって同期を保てない。
- 定格容量が等しいことは条件ではなく,容量の違う発電機どうしでも並行運転できる。よって1が必要のないものである。
選択肢ごとの解説
- 1.必要がない。容量が違う発電機どうしでも,起電力の条件がそろえば並行運転できる。
- 2.必要である。位相が違うと同期化電流(有効横流)が流れる。
- 3.必要である。周波数が違うと位相差が刻々と変わり,同期を保てない。
- 4.必要である。大きさが違うと無効横流が流れ,巻線の損失が増える。
引っかけ:並行運転の条件は「大きさ・位相・周波数・波形(相回転)」。容量は無関係。変圧器の並行運転の条件(極性・巻数比・%インピーダンス)と区別する。
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論点ページ:電気機器の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する