2つの点電荷による電界の向き
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.1の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図のように,点Aに+Q〔C〕,点Bに-Q〔C〕の点電荷があるとき,点Rにおける電界の向きとして,適当なものはどれか。
ただし,距離OR = OA = OB とする。

解答欄
正解
正解:2.イ
解き方
- 電界は正の電荷から出て負の電荷に入る向きに生じる。+Qによる点Rの電界はAからRへ遠ざかる向き(右上),-Qによる電界はRからBへ向かう向き(右下)である。
- OR = OA = OB なので AR = BR となり,電界の大きさ E = Q/(4πε₀r²) は2つとも等しい。上下方向の成分は打ち消し合い,右向きの成分だけが足し合わされる。
- よって点Rの電界の向きは,ABに平行で+Qから-Qへ向かう右向きのイである。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。+Qによる上向きの成分と-Qによる下向きの成分が打ち消し合うので,上向きにはならない。
- 2.適当。2つの電界を合成すると右向き(+から-へ向かう向き)になる。
- 3.不適当。下向きの成分も上向きの成分と打ち消し合うので,下向きにはならない。
- 4.不適当。電界は+電荷から出て-電荷に入るので,-電荷のある右側とは逆の左向きにはならない。
引っかけ:電界は「+から出て-へ入る」。合成はベクトルで考え,大きさが等しい2つの電界は対称な成分が打ち消し合う。
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論点ページ:電気理論の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する