架空送電線路の塩害対策
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.19の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線路の塩害対策に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.がいし連にアークホーンを取り付ける。
解き方
- 塩害は,がいし表面に付着した塩分が霧や雨で湿ると表面に電流が漏れ,フラッシオーバに至る現象である。対策には,がいしの連結個数の増加(過絶縁),表面漏れ距離の長い長幹がいし・スモッグ(耐霧・耐塩)がいしの採用,シリコンコンパウンドなどはっ水性物質の塗布,活線洗浄などがある。
- アークホーンは雷によるフラッシオーバ時にアークをがいしから離してがいしの破損を防ぐもので,雷害対策である。よって1が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。アークホーンは雷によるフラッシオーバからがいしを守る雷害対策である。
- 2.適当。連結個数を増やして漏れ距離を長くし,絶縁を強化する(過絶縁)。
- 3.適当。はっ水性のシリコンコンパウンドを塗布し,塩分を含む水膜ができにくくする。
- 4.適当。表面漏れ距離の長い長幹がいし・スモッグがいしを採用する。
引っかけ:アークホーン・架空地線=雷害対策。塩害対策は「過絶縁・耐塩がいし・はっ水性物質・洗浄」。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.7表皮効果
令和8年度 前期 No.14送電用鉄塔の種類
令和8年度 前期 No.15多導体方式の特徴
令和8年度 前期 No.16送電線路の線路定数
令和7年度 後期 No.14架空送電線のダンパ
論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.19。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する