電磁誘導障害の軽減対策
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.18の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線により通信線に発生する電磁誘導障害の軽減対策として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.直接接地方式を採用する。
解き方
- 送電線の地絡電流による電磁誘導電圧は,地絡電流・並行長・相互インダクタンスに比例する。対策には,離隔距離を大きくする,遮へい線・遮へい層付きケーブルを使う,架空地線に導電率のよい材料を使う(遮へい効果),地絡電流を小さくする中性点接地方式(抵抗接地・消弧リアクトル接地)を採用するなどがある。
- 直接接地方式は地絡電流が大きくなるため,電磁誘導障害はむしろ大きくなる。よって4が不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。離隔距離を大きくすると相互インダクタンスが小さくなる。
- 2.適当。遮へい層付きケーブルで誘導電圧を低減できる。
- 3.適当。導電率のよい架空地線は遮へい効果が大きい。
- 4.不適当。直接接地方式は地絡電流が大きく,電磁誘導障害を大きくする。
引っかけ:電磁誘導障害は地絡電流に比例。地絡電流が大きい直接接地は不利。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.18。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する