スパイラルロッド
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.16の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線路に関する次の記述に該当する機材の名称として,適当なものはどれか。
「電線の周りに数本巻き付けて,電線が風の流れと定常的な共振状態になることを防止し,電線特有の風音の発生を抑制する。」
解答欄
正解
正解:1.スパイラルロッド
解き方
- 電線に風が当たると,電線の後ろに規則的な渦ができ,その周期が電線の固有振動と合うと共振してエオルス音(風音)が生じる。
- スパイラルロッドは,電線の周りに数本巻き付けて電線表面の空気の流れを乱し,規則的な渦の発生を防いで風音の発生を抑える。
- アーマロッドは懸垂クランプ付近の電線に巻き付けて補強するもの,ダンパは電線に取り付けたおもりで振動エネルギーを吸収して微風振動を抑えるものである。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。電線に巻き付けて風音(風騒音)を抑制するのはスパイラルロッドである。
- 2.不適当。アーマロッドは懸垂クランプ付近の電線を補強し,素線切れを防ぐものである。
- 3.不適当。クランプは電線を把持して支持物に取り付ける金具である。
- 4.不適当。ダンパは電線の振動エネルギーを吸収して微風振動を抑える装置である。
引っかけ:「風音の抑制」=スパイラルロッド,「クランプ付近の補強」=アーマロッド。どちらも電線に巻き付けるので目的で見分ける。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.7表皮効果
令和8年度 前期 No.14送電用鉄塔の種類
令和8年度 前期 No.15多導体方式の特徴
令和8年度 前期 No.16送電線路の線路定数
令和7年度 後期 No.14架空送電線のダンパ
論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する