計器用変成器の取扱い
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.15の問題です。論点は「受変電設備」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
計器用変成器の取り扱いに関する次の記述のうち,(ア),(イ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものはどれか。
「計器用変圧器は,一次側に電圧をかけた状態で二次側を(ア)してはならず,変流器は,一次側に電流が流れている状態で二次側を(イ)してはならない。」
解答欄
正解
正解:3.ア:短絡 イ:開放
解き方
- 計器用変圧器(VT)は二次側に電圧計などの高い抵抗の負荷をつなぐ電圧源のような機器である。二次側を短絡すると大きな短絡電流が流れて焼損するので,二次側を短絡してはならない。
- 変流器(CT)は一次電流に比例した二次電流を流す電流源のような機器である。二次側を開放すると一次電流がすべて励磁電流となって鉄心が飽和し,二次側に高電圧が発生して絶縁破壊・焼損や感電の危険を招くので,二次側を開放してはならない。計器を外すときは二次側を短絡してから外す。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。VTの二次側は開放してもよく,短絡してはならない。
- 2.不適当。VTとCTの禁止事項が逆である。
- 3.適当。VTは二次側を短絡してはならず,CTは二次側を開放してはならない。
- 4.不適当。CTの二次側は短絡してもよく(計器の交換時は短絡する),開放してはならない。
引っかけ:「VTは短絡禁止,CTは開放禁止」。CTの計器を外すときは先に二次側を短絡する。
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→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する