変圧器の騒音
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.14の問題です。論点は「変電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
変電所の変圧器の騒音に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.鉄心の磁束密度を高くすることは,騒音対策に有効である。
解き方
- 変圧器の騒音には,負荷電流による電磁力で巻線が振動する通電騒音と,鉄心の磁気ひずみ(磁化されると鉄心がわずかに伸び縮みする現象)による励磁騒音がある。
- 磁気ひずみは磁束密度が高いほど大きくなるので,騒音対策には鉄心の磁束密度を低くする。磁気ひずみの小さい高配向性けい素鋼板の使用や,防音壁・防振ゴム・防音タンクの設置も有効である。よって4が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。負荷電流による電磁力で巻線が振動する通電騒音がある。
- 2.適当。鉄心の磁気ひずみによる励磁騒音があり,電源周波数の2倍の周波数を基本とする音になる。
- 3.適当。高配向性けい素鋼板は磁気ひずみが小さく騒音対策に有効である。
- 4.不適当。磁束密度を高くすると磁気ひずみが大きくなり騒音が増える。
引っかけ:騒音対策は「磁束密度を下げる」「防音壁・防振」。磁束密度を上げるのは小形化・軽量化のためで,騒音には不利。
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論点ページ:変電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する