地中電線路の敷設方式
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月13日(日)実施) No.26の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
地中電線路における電力ケーブルの敷設方式に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
ただし,埋設深さ1.2m,ケーブルサイズなどは同一条件とする。
解答欄
正解
正解:1.直接埋設式は,管路式に比べて許容電流が小さい。
解き方
- ケーブルの許容電流は,導体の発熱をどれだけ周囲へ逃がせるかで決まる。直接埋設式はケーブルの周囲が土に密着して放熱がよいため,管路の中の空気層を通して放熱する管路式より許容電流が大きい。よって1が不適当である。
- 管路式は管で保護されるので外傷を受けにくく,マンホール間でケーブルの引替え・増設や点検ができる。暗きょ式(洞道・共同溝)は人が入れる空間に棚を設けてケーブルを並べるので,多条数の敷設や保守点検に適するが,建設費は高い。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。直接埋設式は周囲の土への放熱がよく,管路式より許容電流が大きい。
- 2.適当。管路で保護されるので,掘削工事などによる外傷を受けにくい。
- 3.適当。マンホールからケーブルの点検・引替えができ,直接埋設式のように掘り返す必要がない。
- 4.適当。暗きょ式は棚に多数のケーブルを収容でき,多条数敷設に適している。
引っかけ:管路式は「保護・保守に有利,放熱に不利」。直接埋設式はその逆で,引替え・増設のたびに掘削が要る。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月13日(日)実施) No.26。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する