雷保護システムの用語(JIS)
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月13日(日)実施) No.25の問題です。論点は「防災設備」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建築物等の雷保護システムに関する用語として,「日本産業規格(JIS)」上,最も関係のないものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.開閉サージ
解き方
- 建築物等の雷保護(JIS A 4201,JIS Z 9290-3など)では,雷撃を受け止める受雷部システム(突針・水平導体・メッシュ導体),雷電流を流す引下げ導線,大地へ放流する接地極システム,危険な電位差をなくす等電位ボンディング,保護の効率を表す保護レベルなどの用語が用いられる。
- 開閉サージは遮断器・断路器などの開閉操作で電路の内部に生じる異常電圧(内部異常電圧)で,雷による外部からの過電圧とは別の現象である。雷保護システムの用語ではないので1が最も関係がない。
選択肢ごとの解説
- 1.関係がない。開閉サージは系統内部の開閉操作による過電圧で,雷保護システムの用語ではない。
- 2.関係がある。雷電流による危険な電位差を防ぐため,建物内の金属体などを等電位ボンディングする。
- 3.関係がある。水平導体は屋上などに張り巡らす受雷部システムの一つである。
- 4.関係がある。保護レベル(Ⅰ〜Ⅳ)により受雷部の配置(回転球体法の球の半径など)が決まる。
引っかけ:「サージ」でも雷サージと開閉サージは別物。雷保護の用語は「受雷部・引下げ導線・接地極・等電位ボンディング・保護レベル」の流れで覚える。
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論点ページ:防災設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月13日(日)実施) No.25。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する