アーマロッド
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月13日(日)実施) No.16の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線路に関する次の記述に該当する機材の名称として,適当なものはどれか。
「電線の振動による素線切れや事故電流による溶断を防止するため,懸垂クランプ付近の電線に巻き付けて補強する。」
解答欄
正解
正解:3.アーマロッド
解き方
- アーマロッドは,懸垂クランプ付近の電線に巻き付けて補強する添線である。クランプ部は微風振動による繰返しの曲げが集中して素線切れが起きやすく,フラッシオーバ時のアークで素線が溶断することもあるため,ここを補強する。
- ダンパは電線に取り付けたおもりで微風振動のエネルギーを吸収して振動を抑える装置,スペーサは多導体送電線の素導体どうしの間隔を保ち,接触や振動を防ぐ装置である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。ダンパは電線の振動エネルギーを吸収して振動を抑える装置で,電線に巻き付けて補強するものではない。
- 2.不適当。スペーサは多導体送電線の素導体の間隔を保つ装置である。
- 3.適当。懸垂クランプ付近の電線に巻き付けて補強するのはアーマロッドである。
- 4.不適当。スパイラルロッドは電線に巻き付けてコロナ騒音や風騒音を抑えるものなどに用いられ,記述の機材ではない。
引っかけ:「クランプ付近に巻き付けて補強」=アーマロッド。振動を「抑える」のがダンパ,「間隔を保つ」のがスペーサ。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月13日(日)実施) No.16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する