保護リレーシステムの目的
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月13日(日)実施) No.15の問題です。論点は「電力系統」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
電力系統の保護対策における保護リレーシステムの目的として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.直撃雷から機器を保護する。
解き方
- 保護リレーシステムは,系統や機器の事故(短絡・地絡・過電流など)を検出して遮断器に引き外し指令を出し,事故区間を切り離して事故の拡大を防ぎ,健全な区間への供給と系統の安定を保つためのものである。
- 直撃雷から機器を保護するのは架空地線・避雷針による遮へいと,避雷器による雷サージの抑制の役割である。雷は瞬時の現象で,リレーは雷によって生じた事故(フラッシオーバ後の地絡など)を切り離すにとどまる。よって3が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。過電流継電器などで過電流を検出し,遮断器を動作させて機器を保護する。
- 2.適当。事故区間を速やかに切り離して事故の拡大を防ぐ。
- 3.不適当。直撃雷からの保護は架空地線・避雷針・避雷器などによるもので,保護リレーの目的ではない。
- 4.適当。事故区間を選択して遮断し,健全区間の供給と系統の安定を維持する。
引っかけ:雷の対策は「架空地線・避雷器・アークホーン」。リレーは事故を検出して切り離す装置で,雷そのものを防ぐものではない。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月13日(日)実施) No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する