配電系統の電圧調整
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.20の問題です。論点は「配電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
配電系統の電圧調整に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.分路リアクトルを接続し,系統の遅れ力率を改善することによる電圧の調整
解き方
- 分路リアクトルは遅れの無効電力を消費して,軽負荷時の進み力率による電圧上昇を抑える機器である。遅れ力率を改善するのは進相コンデンサである。
- 分路リアクトルで遅れ力率を改善するとした選択肢4が最も不適当である。
- 配電線路では負荷の大きさによって電圧降下が変わるので,変電所の送り出し電圧の調整に加えて,長い線路の途中にSVRを設けて電圧を一定の範囲に保つ。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。線路の途中にステップ式自動電圧調整器(SVR)を設けて調整する。
- 2.適当。負荷時タップ切換変圧器で送り出し電圧を調整する。
- 3.適当。SVCで無効電力を連続的に調整して電圧を保つ。
- 4.不適当。分路リアクトルは進み力率を補償する(遅れ力率の改善はコンデンサ)。
引っかけ:コンデンサ=遅れを打ち消す(電圧を上げる),リアクトル=進みを打ち消す(電圧を下げる)。
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論点ページ:配電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.20。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する