地絡保護に用いる機器
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.19の問題です。論点は「配電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
中性点非接地方式の高圧配電系統において,地絡事故から系統を保護するために使用する機器として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.避雷器
解き方
- 非接地方式の高圧配電系統では,零相変流器(ZCT)で零相電流を,接地形計器用変圧器(EVT)で零相電圧を検出し,地絡方向継電器(DGR)で事故の方向を判別して遮断器を動作させる。
- 避雷器は雷などの異常電圧を抑制する機器であり,地絡保護の機器ではない。よって選択肢3が不適当である。
- ZCTは三相の電線を一括して貫通させ,正常時は打ち消し合う電流の和(零相電流)を検出する。DGRは零相電流と零相電圧の位相関係から地絡が構内側か電源側かを判別するので,他の需要家の地絡による不必要な動作を防げる。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。零相電流を検出する。
- 2.適当。零相電圧を検出する。
- 3.不適当。避雷器は異常電圧から機器を保護するものである。
- 4.適当。零相電流と零相電圧から地絡の方向を判別する。
引っかけ:地絡保護=ZCT(電流)+EVT・ZPD(電圧)+DGR(方向)。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.19。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する