単相2線式の電圧降下の簡略式
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.18の問題です。論点は「配電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示す単相2線式配電線路において,送電端電圧Vs〔V〕と受電端電圧Vr〔V〕の間の電圧降下v〔V〕を表す簡略式として,正しいものはどれか。
ただし,各記号は,次のとおりとする。
I:線電流〔A〕
R:1線当たりの抵抗〔Ω〕
X:1線当たりのリアクタンス〔Ω〕
cosθ:負荷の力率
sinθ:負荷の無効率

解答欄
正解
正解:1.v=2I(Rcosθ+Xsinθ)〔V〕
解き方
- 単相2線式では往復2線分の電圧降下が生じるので,簡略式は v=2I(Rcosθ+Xsinθ) となる。
- よって選択肢1が正しい。
- 1線当たりの電圧降下は,電流が抵抗Rとリアクタンスxを流れることで生じる電圧のうち,受電端電圧と同じ向きの成分 I(Rcosθ+Xsinθ) で近似できる。単相2線式は往路と復路の2線があるので2倍する。
選択肢ごとの解説
- 1.正しい。単相2線式の電圧降下の簡略式で,往復2線分なので2を掛ける。
- 2.誤り。Rにはcosθ,Xにはsinθを掛けるので,掛け方が逆である。
- 3.誤り。遅れ力率の負荷では両項とも電圧降下を大きくする向きに働くので,足し合わせる。
- 4.誤り。掛け方と符号の両方が誤っている。
引っかけ:単相2線式2I,三相3線式√3I,単相3線式(平衡)I。
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論点ページ:配電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.18。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する