過電流継電器の特性
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.15の問題です。論点は「電力系統」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
過電流継電器(OCR)に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.過電流の方向を判別することができる。
解き方
- 過電流継電器は電流の大きさだけを検出して動作する継電器で,電流の方向は判別できない。方向の判別には電圧の要素を加えた方向継電器(方向過電流継電器・地絡方向継電器など)を用いる。
- よって選択肢4が最も不適当である。
- 定限時特性は電流の大きさにかかわらず一定時間で動作し,反限時特性は電流が大きいほど短い時間で動作する。高圧受電設備では,限時要素と瞬時要素を組み合わせ,配電用変電所の継電器と動作時間の協調をとる。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。動作時間の特性に定限時・反限時(限時要素)などがある。
- 2.適当。整定値以上の電流で動作する。
- 3.適当。短絡保護(瞬時要素)と過負荷保護(限時要素)に用いる。
- 4.不適当。過電流継電器は方向を判別できない。
引っかけ:方向が分かるのは「方向」と名の付く継電器(DGR・DOCR)。
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論点ページ:電力系統の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する