コロナの発生
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.10の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線に発生するコロナに関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.単導体より多導体の方が発生しやすい。
解き方
- コロナは電線表面の電位の傾きが空気の絶縁耐力を超えると発生する。多導体は等価的に電線を太くした効果があり,電線表面の電位の傾きが小さくなるので,単導体よりコロナが発生しにくい。
- よって選択肢4が不適当である。
- コロナは,電線が細いほど,気圧が低い(標高が高い)ほど,湿度が高く雨天のときほど発生しやすい。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。コロナ放電で電力が失われる(コロナ損)ので,送電効率が低下する。
- 2.適当。コロナ放電による雑音電波で,ラジオ受信障害が生じる。
- 3.適当。雨天時は電線表面に水滴が付いて電界が強まり,空気の絶縁耐力も下がるので発生しやすい。
- 4.不適当。多導体は電線表面の電位の傾きが小さく,コロナは発生しにくい。
引っかけ:コロナ対策=太い電線・多導体・がいし装置の金具の改良(シールドリング)。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する