直接接地方式の特徴
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.9の問題です。論点は「変電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
変電所における次の記述に該当する中性点接地方式として,適当なものはどれか。
「電線路や変圧器の絶縁を軽減できるが,地絡電流が大きくなり,通信線への誘導障害が発生する欠点がある。」
解答欄
正解
正解:2.直接接地方式
解き方
- 直接接地方式は中性点を直接接地するので,地絡時の健全相の電圧上昇が小さく,線路や変圧器の絶縁を軽減(段絶縁)できるが,地絡電流が大きく通信線への電磁誘導障害が大きい。
- よって選択肢2が適当である。超高圧系統(187kV以上)で用いられる。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。非接地方式は地絡電流が小さく誘導障害は少ないが,地絡時の健全相の電圧上昇が大きく,絶縁は軽減できない。
- 2.適当。絶縁を軽減できるが,地絡電流が大きく誘導障害が生じる。
- 3.不適当。高抵抗接地方式は地絡電流を抵抗で抑えるので誘導障害は小さいが,絶縁の軽減はできない。
- 4.不適当。消弧リアクトル接地方式は地絡電流をほぼ零にして,アークを自然に消す。
引っかけ:直接接地=絶縁が安い・誘導障害大,非接地・消弧リアクトル=誘導障害小。
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論点ページ:変電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する