汽力発電所の熱効率向上
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.8の問題です。論点は「発電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
汽力発電所の熱効率向上対策として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.復水器内の圧力を高くする。
解き方
- 熱効率を上げるには,タービン入口の蒸気を高温高圧にし,復水器の圧力を低く(真空度を高く)して熱落差を大きくする。排ガスの熱を回収する節炭器・空気予熱器や,抽気による給水加熱(再生サイクル)も有効である。
- 復水器内の圧力を高くするとした選択肢2が不適当である。
- 節炭器はボイラに入る前の給水を排ガスで予熱する装置,空気予熱器は燃焼用空気を排ガスで予熱する装置である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。節炭器で排ガスの熱を給水の予熱に回収する。
- 2.不適当。復水器内の圧力は低く(真空度を高く)する。
- 3.適当。再生サイクルにより熱効率が向上する。
- 4.適当。タービン入口の蒸気を高温高圧にすると熱落差が大きくなり,熱効率が向上する。
引っかけ:「入口は高く,出口は低く」。復水器の真空度を上げる。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.5汽力発電所の熱効率の向上
令和8年度 前期 No.11水圧管の水撃作用
令和7年度 後期 No.5ダムの形式(アーチ式ダム)
令和7年度 後期 No.11火力発電所の大気汚染対策
令和7年度 前期 No.5強制循環ボイラの構成
論点ページ:発電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月9日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する