高圧進相コンデンサと直列リアクトル
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月11日(日)実施) No.25の問題です。論点は「受変電設備」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
キュービクル式高圧受電設備に使用される高圧進相コンデンサ及び直列リアクトルに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.高圧進相コンデンサの残留電荷を放電するため,直列リアクトルを取り付ける。
解き方
- 直列リアクトルは,高調波電流の拡大を抑え,コンデンサ投入時の突入電流を抑制するために取り付ける。
- 残留電荷を放電するのは,コンデンサに内蔵する放電抵抗や放電コイルである。よって選択肢2が最も不適当である。
- 直列リアクトルは,一般にコンデンサ容量の6%のものが標準とされ,第5調波以上に対して回路を誘導性にして高調波の拡大を防ぐ。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。コンデンサの短絡事故に備え,限流ヒューズなどで保護する。
- 2.不適当。残留電荷の放電は放電抵抗・放電コイルが受け持つ。
- 3.適当。高調波による過熱を検出する警報接点付のものを用いる。
- 4.適当。負荷側の低圧進相コンデンサで力率を改善する場合は,高圧進相コンデンサを省略できる。
引っかけ:直列リアクトル=高調波・突入電流対策(コンデンサ容量の6%が標準),放電抵抗=残留電荷対策。
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論点ページ:受変電設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月11日(日)実施) No.25。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する