ねん架の目的
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月11日(日)実施) No.17の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線路のねん架の目的として,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.各相の作用インダクタンス,作用静電容量を平衡させる。
解き方
- 三相送電線の各相の電線の配置は非対称なので,各相のインダクタンス・静電容量が不平衡になる。ねん架は,送電線の全区間を3等分して各相の位置を入れ替え,線路定数を平衡させるものである。
- これにより,中性点の残留電圧や通信線への誘導障害が抑えられる。よって選択肢4が適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。振動エネルギーの吸収は,電線に取り付けるダンパの役割である。
- 2.不適当。雷から電線を守るのは架空地線や避雷装置の役割である。
- 3.不適当。インダクタンスを減らし静電容量を増やすのは多導体方式の効果である。
- 4.適当。各相の線路定数を平衡させる。
引っかけ:ねん架=平衡,多導体=インダクタンス減・静電容量増・コロナ抑制。ねん架は線路定数を「変える」ものではなく「そろえる」もの。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月11日(日)実施) No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する