電線のたるみ
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月11日(日)実施) No.16の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線の電線のたるみの近似値D〔m〕を求める式として,正しいものはどれか。
ただし,各記号は次のとおりとし,電線支持点の高低差はないものとする。
S:径間〔m〕
T:最低点の電線の水平張力〔N〕
W:電線の単位長さ当たりの重量〔N/m〕
解答欄
正解
正解:3.D=WS²/(8T)〔m〕
解き方
- 支持点の高低差がない場合の電線のたるみは D=WS²/(8T) で近似される。
- たるみは径間の2乗と電線の重量に比例し,水平張力に反比例する。よって選択肢3が正しい。
- たるみを小さくすると張力が大きくなって電線や支持物の負担が増し,たるみを大きくすると電線が地表や他の物に近づいたり,横振れで相間が接近したりする。
選択肢ごとの解説
- 1.誤り。分母の係数は8であり,3は電線の実長の式に出てくる係数である。
- 2.誤り。2乗するのは径間Sで,重量Wは1乗である(分母の係数も8)。
- 3.正しい。D=WS²/(8T)である。
- 4.誤り。分母の8は正しいが,2乗するのは径間Sで,重量Wではない。
引っかけ:電線の実長は L=S+8D²/(3S)。分母の「8」と「3」を取り違えない。径間が2倍になると,たるみは4倍になる。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月11日(日)実施) No.16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する