キュービクル式高圧受電設備の主遮断装置
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月12日(日)実施) No.25の問題です。論点は「受変電設備」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
キュービクル式高圧受電設備に関する記述として,「日本工業規格(JIS)」上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.PF・S形の主遮断装置は,高圧カットアウトと限流ヒューズを組み合わせたものとする。
解き方
- JIS C 4620(キュービクル式高圧受電設備)では,CB形の主遮断装置は高圧交流遮断器と過電流継電器を組み合わせたもの,PF・S形の主遮断装置は高圧限流ヒューズと高圧交流負荷開閉器を組み合わせたものとされている。
- PF・S形の「S」は負荷開閉器(スイッチ)であり,高圧カットアウトではない。よって選択肢3が誤りである。
選択肢ごとの解説
- 1.正しい。CB形は遮断器と過電流継電器で短絡・過負荷を遮断する。
- 2.正しい。変流器と過電流継電器で過電流を検出する。
- 3.誤り。PF・S形は限流ヒューズと高圧交流負荷開閉器の組合せである。
- 4.正しい。地絡は零相変流器と地絡継電器(地絡方向継電器)で検出し,負荷開閉器を開放する。
引っかけ:PF・S形の主遮断装置は「PF(限流ヒューズ)+S(負荷開閉器)」。
現行法令との関係:「日本工業規格(JIS)」は2019年7月の法改正で「日本産業規格(JIS)」に名称が変わった。この問題の答えは変わらない。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.22受電設備容量の算定(高圧受電設備規程)
令和7年度 後期 No.22高圧ケーブルの太さの選定
令和7年度 前期 No.22高圧受電設備の用語(高圧受電設備規程)
令和6年度 後期 No.22キュービクル式高圧受電設備の主遮断装置(JIS)
令和6年度 前期 No.6高圧電路に使用する機器
論点ページ:受変電設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月12日(日)実施) No.25。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する