電磁誘導障害の軽減対策
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月12日(日)実施) No.18の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線により通信線に発生する電磁誘導障害の軽減対策として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.送電線の中性点の接地抵抗値を低くする。
解き方
- 電磁誘導障害は,地絡事故時などに流れる零相電流が通信線に電圧を誘導して生じる。対策は,地絡電流を小さくする,送電線と通信線の相互インダクタンスを小さくする,遮へいを施すことである。
- 中性点の接地抵抗値を低くすると地絡電流が大きくなり,誘導電圧が増す。中性点は高抵抗で接地するのが対策である。よって選択肢4が最も不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。ねん架により各相の誘導が打ち消し合う。
- 2.適当。遮へい層付ケーブルにより誘導電圧を低減できる。
- 3.適当。架空地線の導電率がよいと帰路電流が増え,遮へい効果が高まる。
- 4.不適当。接地抵抗を低くすると地絡電流が増え,誘導障害が大きくなる。
引っかけ:中性点を高抵抗接地にすると地絡電流が小さくなり誘導障害が減る。直接接地は誘導障害が大きい。
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→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月12日(日)実施) No.18。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する