保護リレーシステムの役割
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月12日(日)実施) No.15の問題です。論点は「電力系統」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
電力系統における保護リレーシステムの役割として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.直撃雷から機器を保護する。
解き方
- 保護リレーシステムは,系統や機器の事故を検出して遮断器に指令を出し,事故箇所を速やかに系統から切り離して,事故の拡大防止と系統の安定運転の維持を図るものである。
- 直撃雷から機器を守るのは架空地線や避雷器の役割であり,保護リレーの役割ではない。よって選択肢1が最も不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。直撃雷の遮へいは架空地線,雷サージの抑制は避雷器が受け持つ。
- 2.適当。事故区間を速やかに切り離して,健全な区間への波及や設備の損傷の拡大を防ぐ。
- 3.適当。事故を速やかに除去することで系統の安定度を維持する。
- 4.適当。異常のある機器を検出して系統から切り離す。
引っかけ:保護リレーは「検出して切り離す」装置。雷そのものを防ぐ装置ではない。主保護が働かない場合に備えて後備保護も設ける。
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論点ページ:電力系統の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月12日(日)実施) No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する