火力発電所の大気汚染対策装置
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月12日(日)実施) No.13の問題です。論点は「発電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
火力発電所の燃焼ガスによる大気汚染を軽減するために用いられる装置として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.微粉炭機
解き方
- 火力発電所の排ガス対策には,硫黄酸化物を除く脱硫装置,窒素酸化物を除く脱硝装置,ばいじんを除く電気集じん器などがある。
- 微粉炭機は,石炭を細かく粉砕してボイラで燃焼させるための燃料系統の機器であり,大気汚染の軽減装置ではない。よって選択肢3が不適当である。
- 脱硝装置は排ガスにアンモニアを注入して触媒で窒素と水に分解する方式,脱硫装置は石灰石を用いて硫黄酸化物を石こうとして回収する方式が代表的である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。排ガス中の硫黄酸化物(SOx)を除去する。
- 2.適当。排ガス中の窒素酸化物(NOx)を除去する。
- 3.不適当。微粉炭機は石炭を粉砕して燃焼しやすくする燃料供給設備で,排ガスの処理は行わない。
- 4.適当。静電気の力でばいじんを捕集する。
引っかけ:「脱硫=SOx」「脱硝=NOx」「集じん=ばいじん」と対で覚える。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.5汽力発電所の熱効率の向上
令和8年度 前期 No.11水圧管の水撃作用
令和7年度 後期 No.5ダムの形式(アーチ式ダム)
令和7年度 後期 No.11火力発電所の大気汚染対策
令和7年度 前期 No.5強制循環ボイラの構成
論点ページ:発電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月12日(日)実施) No.13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する