令和7年度 No.3論点:電気理論重要度 A配点 1点未着手

交流ブリッジの平衡条件

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月13日(日)実施) No.3の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

図に示す回路において,検流計の指示値が0となるとき,抵抗R〔Ω〕とインダクタンスL〔mH〕の値の組合せとして,適当なものはどれか。

ただし,相互インダクタンスは無視するものとする。

交流ブリッジ回路。左上の辺が抵抗20Ω,右上の辺が抵抗R,左下の辺がインダクタンス20mHと抵抗40Ωの直列,右下の辺がインダクタンスLと抵抗80Ωの直列。上と下の頂点の間に検流計,左右の頂点の間に交流電源がある。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:2.R = 40Ω ― L = 40mH

解き方

  1. ブリッジの平衡条件は,向かい合う辺のインピーダンスの積が等しいことで,20 × (80 + jωL) = R × (40 + jω × 0.02) となる。
  2. 実部より 20 × 80 = 40R,R = 40Ω。虚部より 20L = R × 0.02 = 0.8,L = 0.04H = 40mH。よって選択肢2が適当。

選択肢ごとの解説

  1. 1.不適当。R = 10Ωでは実部が 10 × 40 = 400 となり,20 × 80 = 1,600 と等しくならない。
  2. 2.適当。R = 40Ω,L = 40mHで平衡する。
  3. 3.不適当。R = 60Ωでは実部が 60 × 40 = 2,400 となり平衡せず,虚部(20 × 0.02 = 0.4 と 60 × 0.02 = 1.2)も合わない。
  4. 4.不適当。R = 80Ω,L = 80mHは虚部の条件(20L = 0.02R)は満たすが,実部が 80 × 40 = 3,200 となり平衡しない。
引っかけ:平衡条件は「対辺の積が等しい」。実部と虚部をそれぞれ等しいとおく。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月13日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する