令和8年度 No.4論点:電気理論重要度 A配点 1点未着手

倍率器による電圧計の測定範囲の拡大

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月12日(日)実施) No.4の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

内部抵抗rᵥ,最大目盛が1Vの電圧計に,直列抵抗器Rm₁,Rm₂を図のように接続して測定範囲を拡大した。b及びcの端子で測定した場合のそれぞれの電圧計の最大指示値Vb及びVcの値〔V〕の組合せとして,適当なものはどれか。

電圧計(内部抵抗rᵥ = 2,000Ω)に,直列抵抗器Rm₁ = 4,000ΩとRm₂ = 14,000Ωが直列に接続され,+端子と,電圧計の端a,Rm₁の端b,Rm₂の端cが引き出されている図。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:2.Vb 3V ― Vc 10V

解き方

  1. 最大目盛1Vのとき電圧計に流れる電流は 1 / 2,000 = 0.5mA である。
  2. 端子bでは全抵抗 2,000 + 4,000 = 6,000Ω で,Vb = 0.5mA × 6,000 = 3V。端子cでは 2,000 + 4,000 + 14,000 = 20,000Ω で,Vc = 0.5mA × 20,000 = 10V。よって選択肢2が適当。

選択肢ごとの解説

  1. 1.不適当。Vb = 3Vは正しいが,cではRm₁とRm₂の両方が入るので Vc = 0.5mA × 20,000Ω = 10V である。
  2. 2.適当。Vb = 3V,Vc = 10V。
  3. 3.不適当。Vc = 10Vは正しいが,bではRm₁だけが入るので Vb = 0.5mA × 6,000Ω = 3V である。
  4. 4.不適当。Vb・Vcとも誤りで,正しくは Vb = 3V,Vc = 10V である。
引っかけ:倍率 m = (rᵥ + Rm) / rᵥ。cでは Rm₁ と Rm₂ の両方が直列に入る。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月12日(日)実施) No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する