令和7年度 No.2論点:電気理論重要度 A配点 1点未着手

相互インダクタンスと誘導起電力

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月13日(日)実施) No.2の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

図に示すスイッチSを投入したとき,環状鉄心の一次コイルの電流i₁〔A〕が0.1msの間に0.4A変化し,二次コイルに誘導起電力e₂〔V〕が2V発生した。このときの相互インダクタンスMの値〔mH〕として,正しいものはどれか。

ただし,漏れ磁束はないものとする。

環状鉄心に一次コイル(巻数N₁)と二次コイル(巻数N₂)が巻かれ,一次側に電池とスイッチS,二次側に誘導起電力e₂が生じる図。両コイル間の相互インダクタンスがM。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:3.0.5mH

解き方

  1. 二次コイルの誘導起電力は e₂ = M × Δi₁ / Δt である。電流の変化率は Δi₁ / Δt = 0.4 / (0.1 × 10⁻³) = 4,000A/s となる。
  2. M = e₂ × Δt / Δi₁ = 2 × 0.1 × 10⁻³ / 0.4 = 0.5 × 10⁻³H = 0.5mH となる。よって選択肢3が正しい。

選択肢ごとの解説

  1. 1.誤り。0.2mHは e₂ × Δt(2 × 0.1ms)の値で,電流の変化0.4Aで割っていない。
  2. 2.誤り。0.3mHでは e₂ = 0.3 × 10⁻³ × 4,000 = 1.2V となり,2Vに合わない。
  3. 3.正しい。M = 2 × 0.0001 / 0.4 = 0.0005H。
  4. 4.誤り。1.0mHでは e₂ = 1.0 × 10⁻³ × 4,000 = 4V となり,2Vに合わない。
引っかけ:e = M di/dt。ms(10⁻³s)とmH(10⁻³H)の換算に注意。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月13日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する