令和6年度 No.70論点:送配電設備の施工重要度 B配点 1点未着手

架空送電線路の延線・緊線工事

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月14日(日)実施) No.70の問題です。論点は「送配電設備の施工」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

架空送電線路の施工に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:3.立金車は,電線の引上げ箇所の鉄塔で電線が浮き上がるおそれのある場所に使用した。

解き方

  1. 金車は,延線する電線やワイヤロープを案内する滑車である。電線の引上げ箇所の鉄塔のように,張力で電線が金車から浮き上がるおそれのある場所には,一般に,上下に2つの車輪をもち電線を挟んで押さえる垂直2輪金車を使用する。
  2. 立金車は,一般に,電線やワイヤロープの進む向きを変える箇所などで案内に用いる金車で,電線を上下から挟んで浮き上がりを押さえるものではない。立金車を浮き上がるおそれのある場所に使用したとした選択肢3が最も不適当である。
  3. 延線・緊線に用いるワイヤロープは,一般に,細径かつ高強度で,張力がかかったときに回転しにくい(自転トルクが小さい)ものを使用する。金車をつる割ワイヤロープなどの吊り具には,延線用ワイヤロープより強度の大きいものを使い,延線車で電線やワイヤロープに張力を与えて安定した延線を行う。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。金車をつる割ワイヤロープなどは,延線時の張力に十分耐えるよう,延線用ワイヤロープよりも強度の大きいものを使用する。
  2. 2.適当。緊線用ワイヤロープには,一般に,細径かつ高強度で,自転トルクの小さいものを使用する。
  3. 3.最も不適当。電線が浮き上がるおそれのある引上げ箇所の鉄塔には,電線を上下から挟んで押さえる垂直2輪金車を使用する。
  4. 4.適当。延線車は,電線やワイヤロープに必要な張力を与えて,安定した延線を行うために使用する。
引っかけ:浮き上がりを押さえるのは,電線を上下から挟む「垂直2輪金車」。名前の「立」から浮き上がり防止と結び付けない。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月14日(日)実施) No.70。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する