電力ケーブルの送電容量の増大
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月14日(日)実施) No.21の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
地中送電線路における電力ケーブルの送電容量を増大させる方法に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.誘電正接の大きい絶縁体を使用する。
解き方
- ケーブルの送電容量は許容温度で決まるので,発生する損失(導体損・誘電損・シース損)を小さくし,放熱をよくすれば増やせる。
- 誘電正接(tanδ)の大きい絶縁体を使うと誘電損が増えて発熱が大きくなり,送電容量は減る。よって選択肢3が最も不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。ケーブルを水冷などで強制冷却すると放熱がよくなり,許容電流が増える。
- 2.適当。素線絶縁導体は表皮効果・近接効果を抑え,交流導体抵抗を小さくする。
- 3.最も不適当。誘電正接の大きい絶縁体は誘電損が大きく,送電容量を減らす。
- 4.適当。金属シースの抵抗を大きくするとシース回路損(循環電流損)が小さくなる。
引っかけ:送電容量を増やす=損失を減らす(低tanδ・低シース損・低導体抵抗)+冷やす。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月14日(日)実施) No.21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する