電力ケーブルの常時許容電流の増大
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月12日(日)実施) No.21の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
交流の地中送電線路における電力ケーブルの常時許容電流を増大させる方法に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.誘電正接の大きい絶縁体を使用する。
解き方
- ケーブルの許容電流は,導体の最高許容温度と,発熱(導体損・誘電損・シース損)と放熱で決まる。
- 誘電正接の大きい絶縁体は誘電損が大きく発熱が増えるので,許容電流は小さくなる。よって選択肢3が最も不適当。
- 常時許容電流は導体温度が常時最高許容温度を超えない最大の電流で,発熱が少ないほど,放熱がよいほど,許容温度が高いほど大きくなる。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。冷却すると放熱が増え許容電流が大きくなる。
- 2.適当。導体抵抗を小さくすると導体損が減る。
- 3.最も不適当。誘電正接の大きい絶縁体は許容電流を小さくする。
- 4.適当。最高許容温度の高い絶縁材料を使うと許容電流を大きくできる。
引っかけ:許容電流を上げる=損失を減らす・放熱をよくする・許容温度を上げる。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月12日(日)実施) No.21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する