架空電線のたるみと実長の近似式
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月12日(日)実施) No.18の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線における支持点間の電線のたるみの近似値D〔m〕及び電線の実長の近似値L〔m〕を求める式の組合せとして,適当なものはどれか。
ただし,各記号は次のとおりとし,電線支持点の高低差はないものとする。
S:径間〔m〕
T:電線の最低点の水平張力〔N〕
W:電線の単位長さ当たりの重量〔N/m〕
解答欄
正解
正解:2.たるみ D = WS² / (8T),実長 L = S + 8D² / (3S)
解き方
- 高低差のない径間の電線のたるみは D = WS² / (8T),電線の実長は L = S + 8D² / (3S) で近似される。よって選択肢2が適当。
- たるみは径間の2乗に比例し張力に反比例する。実長と径間の差 8D²/(3S) はわずかだが,温度による電線の伸縮でたるみは大きく変わる。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。たるみの分母は8T,実長の補正項は8D²/(3S)で,どちらも係数が逆である。
- 2.適当。D = WS² / 8T,L = S + 8D² / 3S。
- 3.不適当。実長の式は正しいが,たるみの分母は3Tではなく8Tである。
- 4.不適当。たるみの式は正しいが,実長の補正項は8D²/(3S)で,3D²/(8S)ではない。
引っかけ:たるみは8で割る,実長は8D²を3Sで割る。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月12日(日)実施) No.18。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する