令和5年度 No.7論点:電気機器重要度 B配点 1点未着手

単相3線式変圧器の一次電流

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.7の問題です。論点は「電気機器」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

図に示す変圧器の一次電流I〔A〕の値として,正しいものはどれか。

ただし,各負荷の電流は図示の値,各負荷の力率は100%とし,変圧器及び電線路の損失は無視するものとする。

一次電圧6,000Vの変圧器の二次側が単相3線式(中性線接地,各100V)で,上側100Vに100A,下側100Vに80A,200V間に30Aの負荷がある図。一次電流をI〔A〕とする。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:2.4.0A

解き方

  1. 二次側の負荷電力は,100V × 100A + 100V × 80A + 200V × 30A = 10,000 + 8,000 + 6,000 = 24,000W である。
  2. 損失を無視すると一次側の電力も24,000Wで,I = 24,000 / 6,000 = 4.0A となる。よって選択肢2が正しい。

選択肢ごとの解説

  1. 1.誤り。3.5Aは200V負荷の電力を100V × 30A = 3kWとした値(21kW / 6,000V)で,200V間の負荷は200V × 30A = 6kWである。
  2. 2.正しい。24kW / 6,000V = 4.0A。
  3. 3.誤り。二次側の電力の合計24kWを一次電圧6,000Vで割ると4.0Aで,5.3Aにはならない。
  4. 4.誤り。7.0Aはすべての負荷電流の合計210Aに200Vを掛けた値(42kW)で,100V負荷にかかる電圧を200Vとしている。
引っかけ:単相3線式は電流を足し合わせず,電力の合計で考えると簡単。100V負荷と200V負荷で電圧が違うことに注意する。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する