トロリ線の温度上昇対策
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.43の問題です。論点は「電気鉄道」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
電気鉄道におけるトロリ線の温度上昇対策として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.トロリ線の硬点を少なくする。
解き方
- トロリ線の温度上昇は,電流によるジュール熱やパンタグラフとの接触部の発熱による。対策として,耐熱性の高いトロリ線の使用,断面積の増加,接触抵抗の小さいすり板の使用,き電線の増強などがある。
- 硬点を少なくするのは,局部的な摩耗やパンタグラフの離線を防ぐための対策で,温度上昇対策ではない。よって選択肢3が不適当と考えられる。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。耐熱性のよいトロリ線は温度上昇による強度低下を防ぐ。
- 2.適当。断面積を大きくすると抵抗が小さくなり,発熱が減る。
- 3.不適当。硬点を少なくするのは摩耗・離線の対策である。
- 4.適当。接触抵抗の小さいすり板を使用すると接触部の発熱が減る。
引っかけ:硬点=架線の局部的に硬い(重い)部分で,局部摩耗やアークの原因。温度上昇とは別の問題。
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論点ページ:電気鉄道の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.43。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する