高圧受変電設備の機器(遮断器・限流ヒューズ・コンデンサ・変圧器)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.32の問題です。論点は「受変電設備」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
高圧受変電設備に用いる機器に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.進相コンデンサの端子電圧は,直列リアクトルを用いた場合,回路の電圧より低下する。
解き方
- 進相コンデンサに直列リアクトル(リアクタンスはコンデンサの6%など)を接続すると,コンデンサの端子電圧は回路電圧の 1 / (1 − 0.06) ≒ 1.064倍に上昇する。
- 「回路の電圧より低下する」とした選択肢3が不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。高圧遮断器の引外し方式には,過電流引外し,電圧引外し,コンデンサ引外し,不足電圧引外しなどがある。
- 2.適当。限流ヒューズの溶断特性の種類は,一般用G,変圧器用T,電動機用M,コンデンサ用Cの記号で表す。
- 3.不適当。直列リアクトルを用いるとコンデンサの端子電圧は回路電圧より上昇する。
- 4.適当。変圧器の%インピーダンスが大きいほど二次側の短絡電流が小さく,遮断器の遮断容量を小さくできる。
引っかけ:直列リアクトル6%のときコンデンサの端子電圧は約6%上がるので,コンデンサの定格電圧を高く選ぶ。
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論点ページ:受変電設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.32。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する